ルッキズム 現代の比較の正体

人と比べてしまうことは、誰にでもあります。

見た目、生活、才能、評価。
自分より優れているように見える人を見ると、
つい自分と比べて落ち込んでしまうことがあります。

そして現代では、その比較がスマホによってさらに増えました。

SNSを開けば、整った見た目や華やかな生活が次々と流れてきます。
それを毎日見ているうちに、
いつの間にか自分の基準まで上がってしまう。

今回は、人と比べてしまう理由と、
現代のルッキズムについて考えていきます。

比較してしまうのはなぜか

ルッキズムが出てくる前から比較というのはよく聞きますよね。                  昔から人は どちらが安全 得か 強いか 誰といれば生き残りやすいか

比較することは本来悪いことではないのです。危険を避けたり生き残ることを優先するためには必要不可欠だったんですね。

でも現代ではその【比較対象】が増えすぎました。現代の比較は昔と違ってっ比較の重さが大きく変わってしまいました。

そして、外見で人を評価する価値観には大きな問題があります。

見た目を理由にからかわれたり、いじめにつながったりすることもあります。
また、痩せていなければいけない、整っていなければいけないという思い込みが強くなると、過度なダイエットや摂食障害につながることもあります。

最悪の場合、自分の見た目を否定され続けることで、
「自分には価値がない」と感じてしまう人もいるかもしれません。

つまりルッキズムは、ただの好みや第一印象の話ではありません。

人の自信を奪い、
人間関係を壊し、
ときには生きる気力まで奪ってしまう危険な価値観でもあるのです。

それは皆さんお持ちの「スマートフォン」です

スマホが比較を高速化させてしまった?

スマホを開けば 自分より見た目が整っている人、おしゃれな人、スタイルがいい、人生成功した人。様々な人たちの投稿を毎日目に入ってしまいますよね

昔は学校や職場、友人などの身近な人が比較対象でした。

しかし今はスマホを開くだけで本来なら会うことがなかった人まで比較対象になっています、しかもSNSに流れてきているのはその人の生活背景ではなく、一番よく見える瞬間を切り取ったものなのです。

 

昔でもテレビとか雑誌とかあったよね?じゃあなんでSNSが原因って言いきれるの?

そうですねスマホがルッキズムを生んだというよりも、昔からルッキズムの影はあったが、スマホやSNSによって、比較する機会が日常に入り込みすぎた ということですね。ほかにはテレビや雑誌だと比較よりも【憧れ】が強かったのではないでしょうか。 比べるよりも自分とは世界が違う人として見やすかったと思います。

普通の基準が上がった?

そういった投稿を見続けることによってある問題が出てきます

自分と比べてしまうことです。そうなることでスマホを見るたびに自分の足りない部分ばかりを気にしてしますようになるんです。SNSで整った人を見続けると、
だんだん「普通」の基準が上がっていきます。

すると、現実の人を見ても、
自分自身を見ても、
どこか足りないように感じてしまう。

これが、現代のルッキズムが強くなった理由の一つだと思います。

見た目が「得」に見える社会

ルッキズムが強くなる理由は、SNSだけではありません。

恋愛、就活、接客、第一印象。
現実の中でも、見た目が印象に影響する場面はあります。

だから多くの人は、
「結局、見た目は大事なのではないか」
と感じてしまうのだと思います。

ここがルッキズムの難しいところです。
完全な思い込みではなく、現実の一部として見た目が評価に関わってしまうからです。

不安を刺激する言葉が増えた

最近は、見た目に関する言葉もかなり細かくなりました。

垢抜け、清潔感、老け見え、骨格、顔の余白、パーソナルカラー。

こうした言葉は便利な一方で、
自分の欠点を探す視点にもつながります。

見た目を整えること自体は悪くありません。
しかし、常に「どこが足りないか」を探すようになると、
見た目への不安は強くなってしまいます。

自分らしく生きるためには

自分らしく生きるために大切なのは、
見た目を整えることを否定することではありません。

おしゃれをしたり、髪型を整えたり、
自分をよく見せたいと思うことは自然なことです。

ただし、
「見た目が整っていない自分には価値がない」「周りやインターネットの人のほうがすごい」
と思い込んでしまうと苦しくなります。

SNSで見える姿は、現実のすべてではありません。
角度、照明、加工、メイクによって作られた姿もあります。

だからこそ、スマホの中の基準を、
そのまま自分の価値にしてはいけないのだと思います。

見た目も大事。
でも、見た目だけが自分の価値ではない。

この距離感を持つことが、
現代のルッキズムに飲み込まれないために大切なのかもしれません。

まとめ

現代のルッキズムは、SNSだけで生まれたものではありません。

昔から見た目の比較はありました。
しかし今は、比較対象が増え、加工された姿が普通に見え、
さらに見た目が得につながる場面もあります。

その結果、私たちは昔よりも、
自分の見た目を気にしやすい時代に生きているのかもしれません。

大事なのは、見た目を整えることを否定することではありません。

ただ、スマホの中で見えているものが、
本当に現実の基準なのか。
そこを一度考えることが必要なのだと思います。

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